2009年8月21日金曜日

放送番組責任者法

放送番組責任者法を作ったらどうかと思うのです。
  • 評論家やコメンテーターにコメントや評論・批判を話させ、評論家やコメンテーターが勝手に話したってことにする
  • 一般市民のインタビューの中から番組に都合の良いコメントをピックアップし、一般市民が勝手に言っているということにする
  • 映像の中から番組に都合の良い部分をピックアップして、映像なんだから事実だと主張する

そして、それを放送した責任を殆ど取ろうとしない。


全ての責任を他人に押し付けることで、現在の放送は成り立っている。



その挙句に、この記事のようなことを主張している番組関係者もいることに驚いた。




J-CASTニュース : 殺人容疑者のトンデモ顔写真使用 フジテレビの「お笑い」?報道感覚


フジテレビはなぜこの写真を使ったのか、他に適当な写真は無かったのかを問い合わせてみたところ、同局広報部は、

「写真使用については編集権に関わることですのでコメントはできません

とのことだった。



で思うのだが、番組関係者は、番組の終わりのテロップ?に名前を一応表示したりしているが、感覚的には、匿名という傘に隠れて、好き勝手なことをやっているようなことになってしまっていると感じる。


なのに、報道の自由を盾にするからタチが悪い。


編集責任があるのだかあら、コメントしろ!


いい加減な言葉を使った言い逃れが蔓延してしまったのは、小泉さんの影響なのだろうか・・・・。


まあいい。




そこで、彼らに責任感を伴った活動をさせるために、まず、呼称を変更すると良いと思う。



私には、誰がどんな役割を果たしているのか良く分からないのだが、たぶん、放送業界では一般的には、ディレクター、プロデューサーなどと、呼ばれていると思う。


それらを、意味の分かる日本語で表現するようにすると良い。


そして、責任の区分を明確にするために、記事やテーマごとに、例えば、次のような担当責任者を、テロップと口頭によって告知する。


記事・テーマ総責任者 : ●●●●

原稿作成責任者 :●●●●

映像編集責任者 :●●●●

画像選別責任者 :●●●●


また、特にキャスターと思っている人が自分の考えを話す時は、自分が責任を持って発言することを宣言してから話し始め、主張が終わったら自分の責任発言が終了したことを宣言する。 現在のキャスターの発言は無責任すぎる。



そして、番組の最初と終りに、その番組の放送行為に関わる総合責任者を、例えば、


番組作成総責任者 : ●●●●

番組放送許可責任者 :●●●● 

放送責任者: ●●放送社長 ××××


といったことをテロップと口頭によって告知する。



問題を指摘されれば、これらの責任者が記者会見を行う。


(そこでは、記者のいい加減な指摘に振り回されず、自分の主張をしっかりと主張し、記者の指摘ではなく「正義」と照らし合わせて、過ちであると判断した場合は、しっかりと謝罪する。)



こんな仕組みにすれば、日本の国民全体をアホ化するような放送も、ちっとはマシになるのではないかと思う。


世の中に、放送業界が作り出す、奇妙な世論を広めてしまうことも少なくなるだろう。



いかがですか、そんな放送番組責任者法は?



そうそう、あと、放送の基準を、視聴率だけでなく、使命感や正義と照らし合わせるように変更しないといけない。


ドキュメンタリー、報道番組、ワイドショー、情報番組関係者の方々、そういうことで、よろしくお願いしますよ。




【ついでに】

ただ、放送の収益モデルは、CMスキップ機能とともに崩壊し始め、それに広告主企業が気付き崩壊が加速した。


更に、インターネットからの情報は、放送関係者の曇ったフィルタがかかっていないので、生や本音に近い情報に引き寄せられ、壊滅に向かっている。


もちろん、インターネットは誤った情報も多いが、誤った無責任な情報を流しているという意味では、テレビ放送とドッコイドッコイだが、総合すると、インターネットの方が良い。


テレビ関係の方々、頑張らないと、地上波デジタル化に関する設備投資は、設備だけ残して終わる、日本最悪の箱もの行政にしてしまうかもしれませんよ。


そして、ケーブルテレビだけが残るのだろうと思うのですが・・・・。

0 件のコメント :

コメントを投稿