2013年8月17日土曜日

テレビ放送の責任は誰がとるの?テレビ局でないのは確かなようですが・・・。

昨日(2013年8月16日)、フジテレビの「 人生の正解TV〜これがテッパン〜 大原麗子の真実」という番組を見ました。

http://www.fujitv.co.jp/seikaitv/archives/130816.html


大原麗子さんのドキュメンタリーだったのですが、

霊能者 上地一美さんが、亡くなった時の大原麗子さんの気持ちを感じ取り、

それを伝える場面がありました。


まぁ、いつもスピリチュアルな番組を見るときのように、

半信半疑な気持ちで見ていたのですが、

番組の最後に表示された字幕を見てにガッカリ。、


この番組は心霊的なものを
肯定しているわけではありません
上地一美の鑑定を客観的に放送しました


こんなところにまで、テレビ局の責任逃れの姿勢が・・・・



ニュースやワイドショーなどでは、

コメンテーターのせいにする以外に、

インタビューや映像を編集して自分(テレビ局)が主張したいことを、インタビューを受けている人や、映像への登場人物のせいにして、平然と流しています。



余談ですが、この逆バージョンもあります。

多くの政治家が、文脈を無視した文言だけを切り取って責める手法の被害に遭っていることはご存じだと思います。



少し、話がそれるかもしれませんが、

健康食品のコマーシャルでは、

薬事法の関係で効果を言えないので

「出演者の個人的な感想です」

というテロップをつけて、効果をガンガン主張するというウルトラCが

当たり前のようになってしまっています。




確か、何かの選挙の時だったと思うのですが、

報道ステーションで、コメンテータに対して、番組関係者から、「このような内容のコメントをするように」という指示が入ったことを、古舘伊知郎がバラしてしまったことがありました。

以前は動画がアップされていたのですが、見つからないので、アップされていた音声だけの動画を、掲載しておきます。





以前、YouTubeで、テレビ局の責任者に番組の姿勢を問うた電話のやりとりがアップされているのを聴きました。(動画、見つけられなかったので掲載できませんでした。、文言は正確ではないのですが、雰囲気だけでも・・・)

そこで、コメンテータのあるコメントが問題だと指摘すると

貴重なご意見ありがとうございました。今後の参考にさせて頂きます。

という当たり障りのない受け答えをしてはぐらかそうとしたり、

更に突っ込まれると


それは、コメンテーターの意見で、当局には一切責任はありません。
また、コメンテータの意見を云々することは、言論の自由を奪うことになるのでできません。

といったことを言っていました。



テレビ局は、もうコントロール不能な状態に陥っているように思います。



責任者という人はいますが、

責任は全て、テレビ局以外に押しつける算段は整っています。


では、責任者の仕事は?


恐らく、視聴率が低かったときに、

スポンサーに頭を下げたり、CM料金の値引き交渉をしたり、

テレビ局の上層部からCM収入が減ったことを責められたり

といったことなのではないかと思えます。


恐らく、テレビを見る人のことなど

考えていないのです。


日本の行く末のことも・・・






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