2011年5月30日月曜日

放射能測定器 (ガイガーカウンター)

放射能の影響について、本当のところがサッパリ分からない・・・・

「自分で調べるしかないかぁ~」と思っていたら・・・

放射能測定器 (ガイガーカウンター)って、一般の人にも買えるんですねぇ!


家族の安全・安心を守りたい。放射能測定器専門店 GEIGER-JP



でも、一番安いのでも、79,500円(商品名 AT2503A)
  • 防塵防滴 IP54準拠
  • ※防塵性能・防水性能に関する保護等級です。 防塵5: 機器の所定動作/安全性を阻害する量の塵埃は入らない
  • 防滴4: 水の飛まつ(あらゆる方向からの噴霧)に対して保護
  • ボタン電池にて、最長1000時間稼動
  • 音声アラーム及び視覚的アラームで危険を告知
  • エネルギー感度 50 keV - 1.5 MeV
  • 測定範囲 0.1 μSv/h - 0.5 Sv/h
  • 重量約70g、85x46x16mm 小型軽量タイプ。
  • 株式会社カスペルスキーが被災地で5000台配布する機種と同型
  • X線
  • 及びガンマ線を検知


一番高いものは、357,500円(商品名 Radiation Scanner Model 900+)
  • α、β、γ and Χ rays
  • 4種の測定可能
  • ドイツCOLIY社製 高性能測定器 900+
  • 0.01μSv/h - 1000μSv/h
  • 、0-30,000cpm, 0-5,000cps
  • Sv/h とRem/h 単位変換
  • 累積放射線量測定
  • パルス計数率表示:CPS/CPM
  • 付属のUSBケーブルにより、PCへデータ転送が可能。
  • PCへ転送したデータは付属ソフトを利用することにより、 データをグラフ化して表示することができるため、解析に便利。
  • 測定データをリアルタイムにPCへ転送することも可。
  • 防水パックに900+を入れ、水中で測定を行うことも出来る。
  • AAAバッテリー駆動(単4電池)
  • 専用解析ソフト同梱

※ 製品情報および価格は、リンク先サイトの情報(2011/05/30現在)を転載


後者は研究用っぽいから、買うとしたら前者の79,500円のもの。

しかし、安い方でも、「うぅ~ん」って唸ってしまう金額です。

買おうかなぁ~~

やっぱり、買わないだろうなぁ~


測定して安心できる結果だったらいいのだけれど、逆だったら、どうしようもないし・・・



やっぱり公的機関できっちり測定して、きっちり正直ベースで公表して欲しい。

でも、データがあっても、それが正直ベースかどうかを見極めるのが難しい。


私、やっぱり、信用してないんだなぁ~、政府も官僚も。

『「風評被害」払拭 安心・安全PR被害』でなければ良いのだが・・・・

それが「風評被害」であると言って、芸能人や政治家たちが、安心・安全PRするというニュースをよく見かける。

飯島直子、中畑氏が「福島の野菜食べて」 - 芸能ニュース : nikkansports.com

女優飯島直子(43)ら福島県ゆかりの著名人が27日、東京・日比谷公園で開かれた同県白河地方9市町村主催の地元農産物安心・安全PRイベント「がんばろう! ふくしま」に参加した。

母親が白河市出身の飯島は、自ら「お米いかがですかー」と福島産米を販売。次々に売れた。キュウリをガブリとかじった飯島は「みずみずしくておいしい。(原発被害の)風評に惑わされずぜひ、福島の野菜を食べてください」と訴えた。

矢吹町出身の野球評論家中畑清氏(57)も「福島の野菜は本当においしい。福島を『絶好調!』にするためみなさんのお力をよろしくお願いします」とこぶしを振り上げ呼び掛けた。

無知な人たちが、何の根拠もなく「人情」という動機によって、多くの人たちを危険に誘い込んでいるのではないかと心配になる。

風評被害であることの認定、そして、その風評を打ち消すための安心・安全PRは、政府の仕事なのではないのか?

そのためには、実際の被害状況の把握、検査体制・流通体制の構築などが必要になる。
そして、その安心・安全を実現する体制のアピールこそが、本当の安心・安全PRになるのだと思う。

政府は、いったい何をやっているのだろう?

風評被害の大本になるような対応をしてきた政府には無理か・・・。


では、厚生労働省は何をしているの?


国民の安全の確保に何の責任もとれない無知な芸能人に、勝手にこんな活動をさせても良いのか?



国民の安心安全を守ろうと本気で動いている政治家や役人はいるのだろう?


特に、政治家は、身内や相手のつまらない批判や評論ばかりしている場合ではないと思うのだが・・・



  • 現実に被害がある ことを それは風評被害だ という 妄言 の中に隠している
  • 被害がない のに 現実に被害がありそうだ という 風評被害 が起きている


どちらが、現実なのだろう?

たぶん、地域地域で、それらの状況が入り混じっているのだろうと思う。

だから、実際の被害状況を地区単位に細かく把握して、検査体制・流通体制の構築を、細かく細かく取り決めていかなければ、いつまでたっても、この現実被害か風評被害かという大雑把で無意味な議論から抜け出せないであろう・・・・。


こうしている間にも、我々国民は、危険にさらされ続けているのだ。

2011年5月27日金曜日

福島原発事故がらみの素人考え

素人考えですが、少し書きます。

連日ニュースでは、メルトダウンやメルトスルーとか細かいことを言っていますが、そんなことよりも大事なことを隠している(悟られないようにしている)ように感じています。


現在の福島原発の状態では、大気中に、放射能は漏れても、放射性物質が多く拡散するとは考えにくいと思います。(冷却水の問題は残りますが・・・)

でも、関東一円で放射性物質は検出されているようです。(その検出量の推移は確認していませんが、推測すると、減少しているのだろうと思います・・・。)

で、福島原発付近の避難区域の不自然な形。

あれは、特定の日の風向きが関係しているとしか思えません。



そのあたりのことから、大まかに推測すると・・・・・

  • 地震~原発事故当初から原子炉の密閉は保たれていなかった。
  • 当然、放射性物質は原子炉から建屋に漏れ出していた。
  • 放射性物質が建屋内に漏れている状況で、爆発が起こった。(水素爆発と呼んでいる)
  • 放射性物質が、その日の風向きに従って広がった。
  • その時、散らばった放射性物質による危機に、原発周辺の都道府県が直面している
  • 原発近隣は、原発が常に発している放射能の危機にも直面している
という理解に至りました。


「核爆発」を連想させないために、政府や報道は、しきりに「水素爆発」ばかりを強調しますが、爆発の原理はどうであれ、放射性物質が大気中に吹き飛ばされたことが問題なのです。


また、「建屋の爆発で、原子炉の爆発ではないから問題ない」と「建屋」もやたらと強調して語られましたが、放射性物質が大量にもれ出ていた建屋が爆発したとしたら、大問題です。



その辺のことを明確にしないで、「メルトダウン」がどうのこうの言っている場合ではないと思います。


水素爆発を防止するために窒素ガスを送り込んでいるといっていますが、原子炉が密閉されていなければ、あまり意味はないのだろうと思います。


政府の発表や東電の発表を聞いていても、報道や評論の説明を聞いていても、聞き流せば説得力もあるのかもしれませんが、理解しようとすると全く論理性がないので、これまで理解できませんでした。

そこの辻褄が、自分の中で合ったような感じがしています。




たぶん海への汚染水もれの影響も、想像を絶することになっている気がします。






私は関東に住んでいます。

きっと、報道されているよりも多くの放射性物質が回りにあるのだろうと思っています。


まぁ、あまりジタバタしても仕方ないので、「こんな時代に生まれてきたんだから仕方ない・・・」と納得して、流れに身を任せようと思っています。



とはいえ、この件の一連の対応を見ていて、「日本ってこんな何もできない国だったんだ・・・」と大いにガッカリしました。


2011年5月25日水曜日

逃げることも可能で、一時保護しなければいけない状況ではないと判断した

DVなど、逃げることが100パーセント可能だと思われる大人でさえ、逃げられなくなる状況があるというのに、相談所のコメントは理解不能だ。とても専門部門のコメントとは思えない・・・。



 相談所は、学校側から2月中には虐待の具体的な内容まで報告を受けていながら、23日の会見では明かさなかった。相談所は産経新聞の取材に対し、会見で明かさなかった理由について、「母親の行為だけがひとり歩きすることを懸念した」と釈明。また、「(長女の麗さんは)逃げることも可能で、一時保護しなければいけない状況ではないと判断した」と話した。

学校、児童相談所は2月に虐待把握 岡山の監禁致死事件 - MSN産経ニュース

2011年5月24日火曜日

岡山の事件、「学校で保護者説明会」の記事を読んで・・・

岡山市北区北方の自宅浴室で、母親に縛られ死亡した事件で、学校は24日、生徒と保護者に、経緯や今後の対応などについて説明したという記事があった。

その記事の中で、次の文章がものすごく引っかかっている。
生徒らに動揺が広がっていることに触れ、カウンセラーによる心のケアなどを行っていく考えも示した。保護者からは「子どもが不安がっている」「今後、学校だけでは対応できないことがあるのではないか」などの声が上がったという。

学校で保護者説明会  - 山陽新聞地域ニュース より抜粋


まず、どうして、この件で、学校が保護者説明会を開かなければならなかったのかが理解できない。

次に、例によって「カウンセラーによる心のケアなどを行っていく」という説明があるが、
  • 他の生徒たちに、本当に心のケアが必なのか?
  • どのような生徒にどのような心配があるのか?
  • カウンセリングによってどのような効果があると考えているのか?

を曖昧にしたまま、『カウンセラー』や『心のケア』という言葉が、『心をクリアにする魔法』であるかのように持ち出されている。


更に、保護者からの声として「今後、学校だけでは対応できないことがあるのではないか」ということが紹介されているが、もしそうだとしたら、保護者は、誰に何を求めているのだろうか?

それは、親の仕事のはず。

にもかかわらず、学校に対してそれを言う保護者に問題があるし、そんな保護者が言ったことを記事にしてしまう記者にも問題がある。



このような場合、一般的に、評論家やキャスターたちは、
  • 学校側を少し責め気味にコメントする
  • 保護者寄りのコメントをする

ということで、クレーマーの責めから免れている。(彼らには、その自覚がないと思われるが・・・)


この記事もそういうことなのだろうか?



また引用部分が「・・・・などの声が上がったという。」というように、記者が自分の責任を他人に丸投げして締め括られている。


???



なのに、記事全体をさっと読むと、あまり違和感を感じさせないから、弱ったものだ・・・・