2011年9月10日土曜日

「福島原発事故的な内容が、ハリウッド映画で描かれたら・・」と想像してみると・・・

ハリウッド映画で次のような内容の作品が作られたと想像してみてください。

 20XX年 アメリカ沿岸部でM9.0の大地震発生

●●州沿岸部には大津波が押し寄せ、原子力発電所は壊滅的な被害をうける  
原子力発電所に迫る爆発の危機 
やがて、原子力発電所は爆発し、あたりは放射能に汚染された 
巧みな言葉遣いで、国民をごまかそうとする政府職員たち
 
「隠蔽の誘惑」と「正義」の間で揺れ動く大統領 
彼は、人を守って悪者になる道を選んだ  
放射能による被爆者を一人も出さなかった大統領   
彼は、感謝されることもなく、人知れず大統領の座を退いた
その苦悩の決断に迫る


その映画で、原発周辺はどのように描かれるでしょうか?



たぶん、今の日本では、そんなことが起きているのだと思います。




そして、自分たちの保身に意識が向いている政府や政治家や官僚たちは、誘惑に負け、避難させていない住民の声を受け止めて対処している風を装い、「風評被害を防ぐ」という偽善に明け暮れているように感じてしまいます。

そんな偽善行為を、国や人々に強要する知事もいるようですし・・・。




今、本当に必要なのは、広大な放射能汚染地帯から国民(あるいは、県民、都民、市民、区民、町民、村民・・・)を避難させることなのではないでしょうか?




判断はずいぶん遅れてしまいました。

でも、遅れたことを、いつまでも隠し続けるより、早急に国民に対して詫びて、正義の判断を取るべきだと思います。


それとも、20年後とかに、また、放射線被曝被害者救済法を作って対処するような、過去と同じ過ちを繰り返すつもりなのですか?



薬害関係の主張によって、選挙に当選した民主党の女性議員がいたと思うのですが、たぶん、彼女は、この件にも敏感に反応して、行動してくれているのじゃないか期待しています。

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